2009年5月9日土曜日

№4 ウソと正直

私は昨年の12月に旅に出ました。

3日前からその記録を公開しはじめました。

私を知る多くのひとに読んで欲しいと思いました。

成功の話、うまくいっていたときの話だけするのは
卑怯だと思ったからです。

私は正直に生きてきました。

しかし、正直すぎてなんでも話してしまうため、必要のない
軋轢を生みました。

いわれのない中傷、怪文書、無言電話、数々ありました。

しかし、それは急激に成功するものにとって、必ず通らなければ
ならない壁だと受け止めていました。

このブログを公開すると同じように批判、非難が待ち受けている
と思っていましたが、実際そのようになりました。

私はブログを閉鎖しようと思いました。

たった1通のメールで心が折れてしまいました

考えました。
よく考えました。

そして、やはり続けることにしました。
なぜなら、私のメッセージを待ちわびている人がいるからです。

私はその人-あなたのことだけを思いお話していきます。

どうか暖かい心で私の話を聞いてください。
そうでなければ、私の本当の気持ち、孤独の旅の
本当の意味はあなたには届きません。

私はこのブログを書くのにとても時間をかけています。
簡単には書けないのです。

過去を思い、旅をふり返り、フラッシュバックに落ち込み、
トラウマを乗り越えながら書いています。

どうか静かな気持ちで、深く読んでください。
私の話は間違いなくあなたにとって、もしかしたら、
一生を左右する内容かもしれないのです。

私は、なんと言われようと、正直にお話します。

繰り返しますが、ウソも、誇張もありません。
ありのままの私なのです。

それでは、孤独の旅を続けます。


2008年12月19日 福岡 博多
ついに旅が始まった。たった一人、孤独の旅だ。

今日から旅の記録を書いていく。毎日欠かさず書く。
旅で思ったこと、感じたことを正直な気持ちで書いていく。

この度の記録は、mrxが読んでいるだけだ。
他の人間は誰も見ていない。

俺自身を見つめる。原点を探す。俺自身との会話なのだ。
いつ日本に帰れるかわからない。
いつ終わるともわからない旅で、

毎日、毎日、自分自身と会話をしていかなければならない。

できるだけ人と接触せずに、群れずに、孤独の中に入り混まなければ
ならない。

今までにない経験だ。

俺は常に人に囲まれていた。
誰かがそばにいた。
困ったら誰かが助けてくれた。

しかし、今は誰も助けてくれない。
自分の力だけで、乗り越えて行かなければならない。

もう前に進むしかないのだ。

俺は今福岡にいる。
モントレーラスール福岡という、こじんまりしたビジネスホテルだ。
宿泊費は9000円。mrxに必ず1万円以下のホテルに泊まる
ように指示されていた。

旅は昨日の夜九時に始まった。
旅の始まりから思い起こしていく。

俺は、なぜ旅をしようと思ったのか。
ここが最も重要なところだ。

別に旅に出る必要もない。
mrxに言われたからといって、ハイわかりました!と、
小学生のように聞く必要もない。

俺は49才の大人なのだ。
しかし、俺は旅に出た。

旅に出るきっかけはmrxがくれた1通のメール。
そのメールがなかったら俺は旅に出ていない。

頭でも丸めて、みなにごめんなさいと謝って一から出直していただろう。
失敗したからといって、自分が嫌になったからといって、
あきらめてしまうほど弱くはない。

何度も、何度も障害を乗り越えてきた。
俺は、困難に立ち向かうのは得意なのだ。

強い精神力・・・というか、物事を気にしない楽観的というか。
とにかく、

旅に出ることは俺自身が決めたことなのだ。
誰かに言われたからではない。

まずは、旅の動機をからお話ししよう。

2008年12月18日 東京 自宅
いよいよ、今日の深夜バスで旅が始まる。行き先は福岡。
Xの指令がきた。そう、たったこれだけ。

「深夜バスに乗って福岡に行ってください。
到着するまでの経緯、感じたことを書いて、
私にメールしてください。

次の目的地を教えます」

その先は?
これだけなの?

俺は、次のメールが来るかと思い1時間ほど待った。
しかし、来ない。これだけなのだ。

わからない。意味がわからない。

とりあえず、バスの時間までまだある。
旅に出る前の心境や準備の様子を書こうと思うのだが、どうしても書けない。

まだ東京にいて、電話やらメールが入ってくる。
また、あれも用意したか、これはリックに入れたかな・・・など、
あたふたしていて落ち着かない。

Xのいう通り、リック一つに全てを入れようと思うのだが入りきれない。
荷物が多い。

しかし、リック以外は持って行ってはいけない約束だ。
何とか整理して入れたい。

結局持って行ってはいけないものまで内緒で入れてしまった。
見つからなければいいと軽く考えた。

バスの出発時間が近づいてきた。
俺は心を決め、リックを背負い神楽坂にある自宅マンションを
でた。そして地下鉄で新宿駅を目指した。

新宿駅では、思わぬ落とし穴が待っていた・・・





追伸

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