2009年8月21日金曜日

進化の方法ー3 石と砂の関係

旅先からリーダーに送った手紙です。

石と砂の関係:

人は簡単な問題から解決したがる。
そして、難しい問題を後に残す癖がある。

実は私もそうだ。

心が弱いので仕方がないのだが、その悪い癖を
私たちは直していかないと、進化がない。

進化するには、大きな問題から片付ける。そういう習慣にしなければならない。

一つエクササイズをして欲しい。

用意するものは、コップ、少し大きめのコップ。そこに入れる石。
小さな石、そして、砂。

まず、石をコップに入れる。ほぼ満タンになるくらい。
コップからはみ出てはいけない。

入れたら、その間に砂を流し込む。
入れては、ゆすり、入れては揺する、を繰り返す。
出来る限り、隙間がないようにする。

完全に満タンにする。

コップ1 石を入れるコップ、砂を入れるコップを用意する。

石と砂を分ける。

ここまで社員にみせないで、リーダーが用意。

社員を会議室に座らせ、一人ずつが、石と砂をコップに
入れていくように指示する。

社員は、考える。どうしたら、コップにすべての石と砂を入れる事が出来るか?

石をならべ、砂を入れはじめる、どうなるかわからないが、
社員がすこしづつおこなう。

結局、時間がかかり、石が少しのこる。

そこで、リーダーが、全部入れる見本を見せる。

石を全部入れ、その後砂を少しずつ入れ、コップをふる。
すべてはいる。

社員は納得。

なにを言いたいかというと、

大きな問題をやってしまえば、小さな問題はかたずけるのは
簡単だということだ。


しかも、時間がかからない、
あっという間に終わる。

このエクササイズをやって欲しい。

大きな問題を第1に片付ける。これを習慣になるまで
やってほしい。

人は動じても簡単なことを先に行い、難しい問題だけが残っていく。
そして、ニッチもサッチも行かなくなる。

難しい問題に直面するとひるむ。
しかし、考え方一つで難しい問題も簡単な問題に変わる。

解決できない問題はない。

現に私も社員もどんな問題も解決してきたし、問題が残っている
こともない。

難しいことにチャレンジする。だから進化できる。

追伸

先日、バンコクで中村、廣田さんと住宅経営の話をした。
教わったばかりなのに、私たちは小さな問題から話し合った。

誰がそれした、この商品は売れない、セミナーにお客が来ない、
じゅたく経営でも出版社をやりたい、リフォームをやりたい・・・

一つ一つ整理して話し合った。すごい時間がかかった。

最後に地球庵になった。
地球庵の売り方、誰が儲かるか、みな儲かる方法はないか?
考えていった。

結論が出て、販売単価を〇〇万円にした。
仮に〇〇社に購入してもらったら〇〇億円だ。

これに集中しよう。となった。

そしたら、出版の問題などどこかに行ってしまった。
他の問題もほとんど解決した。

人間は大きな問題から目を背ける。
しかし、それに集中した方がはやいのだ。


情報ビジネスと広告デザイン


見込み客はなぜ広告を見るのか?

それは、買い物が好きだからです。
自分の意志で買うのは好き、しかし、買わされるのは大嫌い。
それが、買い物客の真理です。

なので、私たちは常に、お客が自ら買いたくなるように工夫
しなければならい。

では、どうすればお客は自ら買いたくなるのか?ですが、

広告を工夫する。これ以外にはありません。

見込み客は必ず広告を見ます。そして、買うか買わないか決めます。
(その前の段階で、さわってみる、まずはお試し・・・などのステップはありますが。)

インプロビックがブレイクしたのは、3年ほど前でしょうか。
億万長者セミナー、MMS販売。
この時どんな広告で見込み客を集め、既存客に売っていたのか。

1.ランディングページ
2.長文のセールスレター

です。
しかし、いつしか皆が同じことを行うようになり、そして、偽物の
情報商材があふれかえり、この市場は終息しました。

しかし、Xの話を聞き、その考えが大きく変わりました。

情報ビジネスの時代

これからが情報ビジネスの始まりというのです。
なぜそういえるのか?

いくつかの要素がありますが、
苦しい時代になると人は必ず情報を求めます。

何かいい話はないか?
なにか役にたつ情報はないか?

自分だけに・・・

好況の時代は、お金が余ります。そのお金を投資しませんかという
情報、FX、マンション、海外ファンドなど、余ったお金をどうすればいいか、
どうやって運用すればいいか、そのような情報があふれました。

好況でも不況でもない、太平の時代は、娯楽です。旅行、ゲーム、ゆとり、癒し
がブームとなりました。

不況の時には、つまりこれからですが、人の痛みを解決するための情報が必要
とされます。どんな時代にも人は自分にとってためになる、

もっと言えば、自分だけが儲かる情報が欲しいのです。

私たちは、情報を販売してビジネスをしています。
なので、そのビジネスにこだわっていかなければならないのです。

偽物の情報を発信している人達は淘汰され、正直なビジネスをしているひとが
残っていきます。

私たちは、いままで正直にビジネスをしてきました。
投資に流れ、迷惑をかけた時期もありましたが、それは謙虚に反省します。

今後私たちは、商品を販売し、セミナーを行って行きますが、
10年たっても色落ちしない商品を提供していかねばならないと思います。

自分の家族や親戚に販売出来ないようなものは決して売らないようにします。

お金儲けを教えて良いのか?

これについては、かなり考えました。
結論は、いい。です。

ただ、勘違いしないでください。
私たちは、ただお金が儲かればいい。成功できればいい。
そう考えていません。

最終的には、お客に価値を与えたいのです。
そして、お客自身も進化して欲しい。

そして、成功をつかみ、幸せになって欲しい。

しかし、はじめから最終段階の話をしてもだれも見向きもしません。
お客は、口当たりのいい、すぐに儲かりますよ!
という広告を信じその商品を買います。

そして、なにも得ることが出来ずにお金をドブに捨てます。

私達はそのような商売を見て見ぬフリをしてはならないのです。
だから、まずは入り口を低くして商品を買ってもらう。

そして、商品を買った後、そうか、そうなんだ。
という気づきを得て欲しいのです。

実は、ここまでは普通です。誰もが考えると思います。

しかし、私たちは進化します。

売って終わりではなく、やってもらう。結果を出してもらう。
そこまでを面倒見る。これが重要なのです。

では、どうやってやってもらうか、やらせるか?ですが、
ここはみなで知恵を出し合い話し合って行きたいところです。

先日、「社長を騙して給料を上げてもらう方法」

の案を送りました。反対されるかなと思いましたが、
網倉は、自分もそれを考えていたと、引き受けてくれすぐに
商品化に取りかかりました。

やはり、気持ちは同じなのだととてもありがたい思いでした。

切り口は非道徳です。
しかし、中身に自信があればたとえ少数に非難されても売るべきだとお思います。

今インプロは、私のカラーを脱ぎ捨て、億万長者、年収5億円社長を捨て
新たな取り組みをはじめたばかりです。

順風満帆な道ではないかもしれませんが、
インプロビックは天才の集まりです。必ず困難を乗り越え目標を達成してくれると
信じています。

話は広告からどんどん離れていますが、

私の頭の中にはアイデアがわき出ています。しかし、そのアイデアは、まだ形に
なっておらず、さなぎ状態です。一つ、一つ皆に話していきたいと思いますが、

まだ旅の途中なので、しばらく待ってください。

情報ビジネスですが、先日送った進化の話の中で、商材の作り方に
ついてふれました。

基本的には、商材の作り方は一つです。

自分の興味のあることを商材にする。です。

頭の中にあることを商材にするではありません。

例を出します。

私がいままで作ってきた商材はみな、自分が「今興味のある方法」でした。

「将来興味がある方法」ではありません。

見込み客は、常に短期的な快楽を求めています。

今抱えている問題を解決したい。
今抱えている恐怖を解決したい。
今抱えているフラストレーションを解決したい。

そう思っています。ここ、

絶対に勘違いしないでください。

私たちが本当に教えたいのは、長期的快楽です。進化の方法です。
例えば、チョコレートを食べる。おいしい。しかし、長期的に見れば
体に良くない。

ポテトを食べる。おいしい。しかし、長期的に見れば太る元凶である。

お金がなくても幸せになる方法を教えて方が良いのはわかる。
長期的にみて間違いなく幸せになれる。

しかし、お客は、10年先、10年先の幸せに興味はない。
なので、短期的な、今すぐ儲かります。という話から入らなければならない。

そして、人は、自分自身が興味のある話しか学ぶことが出来ないということです。

私は、億万長者セミナー、MMSを販売したとき、億万長者になりたい。
いったいどんな方法でなれるのか、と考えていました。

そして、その方法をXに教わり、その方法をお客に伝えました。

そのころ、私は年収で1億円ほどありましたが、本当の億万長者になる方法を
知りたかったのです。

先日送った進化の方法で、

今、自分の一番学びたい事を人に教える。

という話をしました。これが、商品になるのです。

今自分が学びたい事なら興味があるはずです。
3冊も本を読めばだいたい理解出来ます。
その方法をメソッドに落とし込み、それをセミナーで話す。教材化する。

これが最も効果的な商品の作り方です。

自分がすべてを行っている必要はありません。
はっきり、今自分が学んでいる方法で、会社で効果を現しはじめている。
という段階でかまわない。

用は、役にたつ情報をすぐに届けた方が見込み客にとってありがたいのです。

インプロはみな今学びたいことをやっていると思います。
後は、それをいかに早く世に出すかそれだけです。

時間をかけないでください。
自分たちは待っている時間はあるかもしれませんが、
見込み客は待っている時間がないのです。


インプロビックのテーマは、自分が成功してその方法を人に教える、です。
必ず教えなければならないのです。

私が、旅での一番の学びは、

働く中で、すべてを学んできた。
生きるためのすべての方法を学んできた。
働く中にこそ真理のすべて、コアが存在する。

というものです。

私たちは多くの人を、恐怖から救い、成功に導かなければなりません。
そのために、マーケティングを学び、コピーを学んできました。
二つのスキルを屈し、困っている人を助けるのです。

人は人を幸せにしてこそ幸せになれる。

自分たちだけが幸せなら空虚なものです。

もちろん自分の幸せが第一です。自分の幸せとは何でしょうか。
一度じっくり考えて欲しいですが、

(孤独の旅を社員にもさせる時間を作ります。これこそ必要です。
そして、他の会社は行いません。なので、
圧倒的に違う天才集団になれると思います)

私は、あまり話したことはありませんが、

自分が出来なかったことを、社員の人にやって欲しいと思っていました。
なので、出来るだけチャンスを与え、失敗は全部自分でかぶるという覚悟です。

しかし、みな臆病でなかなかチャレンジをしようとしません。
よけいなプレッシャーをかけたくないので、やる人だけがやればいいと考えて
いました。

かなり自由を与えてきました。(つもり)

しかし、それが間違いであると気がつきました。

旅に出て、自由を得ました。初めての経験なので、1ヶ月半ほど苦労しました。
毎日帰りたいと思いました、。しかし、今さら帰る事なんて出来ない。

なにも持ち帰らず帰れるわけがない。いっそ消えてしまいたい・・・そう思った
ことも一度ではありません。

旅の前の自由が私をダメにし、旅での自由が私も臆病にしていました。

しかし、Xの容赦ない指示。朝のトレーニング、ブログをきちんと書き続けて
いるうちに、つまり規則正しい生活をはじめたら、そして、それを習慣に
していったら、立ち直ってきたのです。

肉体は鍛えられ、やる気がみなぎり、アイデアは湯水のように沸いてくる。
そんな感じでした。

自由は人間をダメにします。ダメにするというより、自由は人を退化させる
といった方が正解です。

極端な言い方かもしれませんが、真実です。

しかし、私は束縛されるのもいやですし、自分がいやなのだから人も
束縛したくありません。

管理も同じです。人を管理したくないです。

なので、皆には、自主的に行うことを決め、習慣にして欲しいのです。
30日も行えば何かが変わります。

習慣にするのはとても辛いです。また、元に戻る時もあると思います。
しかし、また思いだして、そこからはじめてもかまいません。

何か一つずつ習慣にしていってください。

ああ、また話はずれました。結局、大切なのは、本質だけなのです。
本質さえ間違わなければ、大きく道を間違えることはありません。

広告については、また後日書きます。

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