2010年9月30日木曜日

「お前には無理だよ」と言われたら…

昨日は「成長することに年齢は関係ない」

というお話をしましたが、
今日も大事なお話をします。

人生についてお悩みの方は、読んでみて下さい。


「お前は無理だよ」と人の言うことを聞いてはいけません。

もし、自分で何かを成し遂げたかったら、出来なかった時に、
他人のせいにしないで自分のせいにしてください。

彼らがあなたに「無理だよ」というのは
彼らが成功できなかったからです。

途中で諦めてしまったからです。

そんな人は成功する人を妬みます。

不幸な人は、自分の周りの人間も不幸に
したいと思っているのです。

あなたはそんな人たちに惑わされては
なりません。

そのためには自分のまわりをエネルギーに溢れ、
確固たる信念を持っている人で固めてください。

近くに誰か憧れる人がいたら、その人に
アドバイスを求めてください。

自分の人生についてはあなたが
一番分かっているはずです。

あなたの夢が何であろうと、
それに向かっていってください。

特に最近の若者は安定志向で夢がないと聞きますが、
87歳の老婆だって大学に入れるのです。

それよりはるかに若いあなたが
夢を追い求めないでどうするのですか。

他人の言うことは気にせず
あなたのやりたいことを思い切り
追いかけてください。

そうです、
「かなわない夢はない」のです。

2010年9月29日水曜日

成長に年齢制限はない

学校の初日、教授が自己紹介をした後、
まだ知らない人と話をして、お互い自己紹介しあうように
生徒に言いました。

私は、立ち上がって周りをきょろきょろ見回していると、
誰かが「ぽんぽん」と私の肩を軽くたたきました。

振り返ると、小柄で、しわのある年配の女性が僕を見て
にっこり笑っていました。

彼女の存在そのものが輝いているような笑顔でした。

「こんにちは、ハンサムさん。私はローズよ。
87歳。ハグ(挨拶で抱きしめること)してもいい?」

私は笑って、勢いよく返事をしました。
「もちろん。」
すると、彼女は大きなハグをしてくれました。
「あの、なぜ大学にいるの?」と私は彼女に聞きました。
すると彼女は、冗談っぽく答えてくれました。
「金持ちのだんなを見つけて、結婚して数人子供を持つためよ」
「真剣な話、どうしてなんですか?」 

私は、高齢である彼女が、なぜ大学で勉強したいと思ったのか、
本当に好奇心から知りたかったのです。
「いつも大学で勉強することを夢見ていたのよ。そして今それができるの。」
彼女はそう答えました。

授業の後、学生自治会のビルへ歩いていき、
チョコレートのミルクシェークを一緒に飲みました。
私たちは即座に友達になりました。

その後3ヶ月間、ほぼ毎日、私たちは授業を一緒にうけ、
授業後も話をしました。
いつも彼女は、長い人生で培った知恵や経験をわかちあってくれ、
私はまるで「タイム・マシーン」に乗ったような気分で
彼女の話しの虜になっていました。

一年のうちに、ローズは、キャンパスで有名になり、
彼女はどこにいっても簡単に友人を作ることができました。
とてもおしゃれに気を遣っていて、
他の生徒の注目の対象になっても、それをエンジョイしていました。
本当に学生生活を満喫していたのです。

学期の終わり頃、ローズは、
フットボールの祝宴でスピーチを頼まれました。

彼女が、私達に教えてくれたことは、一生忘れることはないでしょう。

彼女が紹介されると、ステージに立ち、
そして、用意したスピーチを読み始めると、
彼女は、床にカードをぱらぱらっと落としてしまいました。

ちょっとフラストレーションを感じ、恥ずかしく思ったのか、
彼女はマイクに向かって言いました。

「ごめんなさい、ちょっと神経過敏になっているのね。
学校(授業)のためにビールを諦めて、
その代わりに飲んでいるウイスキーがちょっときついのかしら。
準備したスピーチをまともにこれじゃあ読めないわね。
じゃあ、私がとにかく言いたいことを言わせてくださいね。」

観衆は大笑いすると、彼女は咳払いをしてスピーチを始めました。

「年をとったから、遊ぶのをやめるのではないのです。
遊ぶのをやめたから、私たちは年をとるの。

若さ、幸せ、そして成功を達成する秘訣は、たった4つ。
沢山笑って毎日「ユーモア」を見つけること。
夢を持つこと。もし夢をなくしてしまったら死んでしまいます。

あまりにも多くの人が、死んだ状態で生きていて、それに気付いていないの。
年老いていくことと成長することは、とても大きな違いがあるのです。

もしあなたが19歳で、1年ベッドの中で過ごして、
何一つ生産的なことをしなかったとしても、あなたは20歳になるわ。
もし私が87歳で、1年ベッドの中で過ごして何もしなかったら、
同様に、一年年を取って88歳になるわよ。

誰もが年をとるの。それは才能も何も必要じゃない。
だけれど、成長するってことは、
常に変化できるチャンスを探すことなの。
後悔しないこと。

高齢者は、大体自分がやったことには後悔はないわ。
でもどちらかというと「しなかったこと」への後悔があるのよ。
死を恐れている人っていうのは、後悔している人たちなのよ」。

その年度の終わりに、
ローズは何年もかかった大学の学位を無事終了しました。

そして、卒業1週間後、ローズは安らかに他界しました。

2000人もの学生が彼女の葬式に参列しました。
全ては遅すぎるという事はない、全てが可能なのだということを
自らの行動で教えてくれた素晴らしい女性として、
多くの人が彼女のことを忘れないでしょう。

どうか覚えていてください。

誰もが年老いていきます。

そんな中で「成長していくかどうか」は、あなたの選択なのです。

人間は、手に入れるもので生計をたてます。
そして与えるもので、人生を築きます。


追伸

この話を読んで、なぜ自分が毎日楽しい人生をおくれているのか
わかりました。

自分が何かを手に入れたら、何かを与えたい。
私はそう思ってい生きています。

人から見れば、私のやっていることは、傲慢で、嫌味で
生意気なことで、道徳からはかけ離れているかも知れません。

しかし、自分のルールの中ではそれが正しいと思うので
行っています。

私はmrxから教わりました。

「平さま、他人の考えは関係ありません。
自分のルールを作り、そのルールの上で生きていく
ことが大切なのです」

2010年9月28日火曜日

他人と闘うな、自分自身と闘え

前回もお伝えいたしましたように、
競争をするということに何の意味もありません。

なぜでしょうか?

競争を気にするとあなたの
頭の中には常にストレスが溜まります。

ライバルは何をしているのか?
次は何をするつもりなのだろう?
どう対処すればいいのだろう?

相手のどんな小さな動きでも気にする、
というのはあまりいいマインドセットとは
言えません。

そんなストレスと不安がいっぱいの頭では
いいアイデアを生むことは難しいでしょう。

なおかつ競争相手の状況も常に変わります。
それはあなたがコントロールできるものでは
ありません。

自分がコントロールできないものに対して
心配することに何の意味がありますか?

そうではなくて、自分自身に対して
集中をしてください。


あなたの目の前で起こっていることの方が
ライバルの目の前で起こっている事より重要なのです。

相手の事を気にしているヒマがあったら
自分自身を改善するために時間を使って下さい。

相手の事を考えすぎていると、
あなた自身の行動にも迷いが生じます。

自分自身のオリジナルなアイデアを考えることが
出来ず、

いつのまにか他人のアイデアを少し変えた
だけの発想しか行えなくなるのです。

もし仮にあなたが「iPodを超える音楽プレーヤーを
開発しよう」と思っていたとしたら、その時点でもうダメです。

それは他人のアイデアを基準に新しいものを
生みだそうとしているからです。

そうではなくてこの場合、全く違う観点、発想から
音楽を聴く環境というものを提供しなければ
成功はできないと思うのです。

決して「打倒アップル!(もしくはあなたの業界の
アップルに相当する会社)」

なんて考えないでください。

ビジネスとは勝ち負けではなく、
それぞれの会社が利益を出せているかどうか
という点が重要なのです。


他人の真似をするだけなら
そもそもあなたはなぜ今の仕事をしているのですか?

単なる真似するだけの存在ならあなたの会社の
存在意義はないのではないでしょうか?

もし勝ち負けに負けたとしても、
真似に走るのではなく、自分自身が本当に正しいと
思うことを突き詰めた方が

将来的にずっといい結果をもたらすのでは
ないかと思います。

他人の事にとらわれ過ぎず、
自分自身と向き合って進む道を考えてください。

2010年9月27日月曜日

無駄な競争は避けるべき

一般的には、ライバルに勝つためには

「常に彼らの一歩先へ行け」ということが言われます。

彼らが4つのセールスポイントを持っていたら、
5つ以上のセールスポイントを持て、

彼らが200万円使っていたら、あなたは300万円使え、

彼らが50人の従業員を雇っていたら、
100人の従業員を雇え、

そのようなことを言われます。

しかし、そんなドングリの背比べをお互いしていたら
冷戦時代のアメリカとソ連のような不毛な争いに
終わってしまいます。

そして結局は膨大な額の資金と時間を使うハメに
なり、新しい事に挑戦する気がなくなってしまいます。

肥大化した会社は先を見れなくなり、
いつも後ろを見て、他人の真似をするだけになります。

ではどうすればいいのでしょう?

逆に考えてみてください。

ライバルの一歩後を行けば、いいのです。

不毛な競争には参加せず、ライバルの超えるのではなく、
ライバルの下に行くのです。

具体的にはどういうことか想像できますか?
自転車が一番いい例です。

有名な自転車メーカーはこぞって

ギアの数やブレーキの強さ、本体の軽量化を
競っています。

しかし、その一方でギアを変えられない、
「普通」の自転車が売れているのもまた事実です。

その自転車には、確固たる利点があります。

シンプルで、安くて、メンテナンスもさほど
必要なく扱いやすいという点です。

もう一ついい例を挙げましょう。

聞いた話では、アメリカでは今、The Flipという名の
超シンプルで小さなビデオカメラが人気なようです。

その特徴は、

大きなスクリーンがなく、
写真も取れず、メニュー画面もなく、
イヤホンのジャックも、映像のエフェクトもない。

今の一般的なビデオをカメラが持っている
特性をほとんど持っていません。

シンプルで、使わない機能はない、
という点が逆にウケているようです。

簡単に持ち運べて、高級なビデオカメラは
買わないような人々に人気だそうです。

今回お伝えしたいことがお分かりいただけましたか?

競争相手よりも、多くの特徴、機能を付加
すればいいというものではありません。

それが少ない方が上手くいく場合もあるのです。

無駄な、使わない機能を増やすよりも、
本当に重要な、一番大事な点に磨きをかける
こともまた大切なポイントです。

ライバルよりも、特徴が少ないということを
気にする必要はありません。

逆にそのことに誇りを持ってください。

行き詰ったときは、物事を「増やす」ではなく、

「減らす」ということも頭に入れておきましょう。

2010年9月24日金曜日

創業2か月で地域1番店の予感?

おはよう、今日は少し肌寒いですね。
昨日は長野に行っていたのですが、

私が出資をした、新しい会社GTOを見学してきました。

GTOというのは、「日本一の安くていい家」を
作るべく起業した、工務店です。

営業月初月で4棟契約、契約見込8棟、打ち合わせ待ち12棟。
という結果が出ています。

現在、社長一人、アルバイト一人。
営業開始が8月1日、チラシを打ち本格営業を始めたのが、
9月1日。

社長は元現場監督36歳。営業経験なし。
起業資本金2000万円。

営業マンのいない工務店、これが特徴です。

いったいどうやって、上記の結果を出したのか?
こんなことを行いました。

1.日本一安くていい家を出版
(出版集客法)

2.勉強会を2回開催
(Dシステム、フレナビ作戦)

3.HPを作成PPC広告を仕掛ける
(レスポンスHP)

4.土地建物チラシ配布
(売れない土地を売る作戦)

5.新規見込み500組獲得
(ドアサイン広告)

6.安倍式野原で見学会
(見せる建物がない場合の見学会)

7.借り物見学会
(他社が建てた家を借りて見学会)

8.新聞広告
(平式新聞広告)

9.アパート囲い込み作戦
(家を建てる計画のあるアパートに対してポスティング)

10.紹介

ここまでを2か月で行いました。
これができるのも、もちろん「ノウハウ」を持っているからです。

何をどうすればいいんだろう?
では、なにも手が付けられません。

起業してすぐに仕事を取るには、それなりのノウハウが
必要なのです。

私も、起業した時にはノウハウを買いました。1000万円もしました。
その後、コンサルで起業した時にも、ノウハウを買いました。
300万円です。

TVショッピングの通販をやるときにも、ノウハウを購入3000万円。

最短で成功するには、ノウハウを買うのが一番です。

そんなお金がない!
そういう方は、お金を貯める。もしくは借りてノウハウを買うのです。

自分で考え成功する。
できないことはありませんが、とても時間がかかります。

成功している人のノウハウを買う。これが原則です。
もし、お金がなくて、今払えないとしたら、

そのノウハウを売っている人にお願いし、
出世払いで買ってください。

ノウハウを売っているひとは、成功して儲かっている人です。
お金に余裕があるので、あなたの申し出を受けてくれるはずです。

私も、出世払いでノウハウを3人に売ったことがあります。
しかし、二人はお金をいまだに払ってくれません。

たぶん成功していないのだと思います。
気長に待ちます。

一人は、毎年3000万円私におこずかいをくれます。
今後、私が死ぬまでくれるそうです。

仮に、70歳まで生きたとして、20年間。
6億円です!

80歳まで生きて9億円!

太っ腹です。

この人ですが・・・
敗者復活力


話を戻しますが、もし、あなたが工務店、もしくは
工務店に勤めていて、起業したい!と思っていたら

上記のGTOの成功ノウハウを1000万円でお売りいたします。
お約束できるのは、

1.初めて半年で6棟受注
その後半年で12棟受注。合計18棟を1年間で契約。

2.その後永遠に仕事を年間24棟、営業マンがいなくても
受注できます。(社長1名、社員2名)

このシステムはGTOシステムといいます。

それではまた。

2010年9月21日火曜日

契約する方法

私は家を販売する会社を経営しています。

最終的には、お客様に「契約」してもらわなければなりません。
お客様の中には、契約の段階になって、

お金が足りない

負けてほしい

親がもう少し待てと言っている

もっと安いところが出てきた

・・・・

いろいろな言い訳で契約を伸ばしたり、やめたりする人がいます。

しかし、私たちは、この期に及んで・・・と焦ります。
何としても契約してもらわなければ、今までの苦労は
水の泡です。

自分だけの苦労ではなく、
たくさんの社員がかかわり、設計、コーディネートなどしてくれています。
簡単にはいそうですか・・・とは言えません。

しかし、強引に契約するわけにもいきません。

こんな時どうするのか?

一番考えなければいけないのは、

上記のような状態にならないように、布石を打ち、スムーズに契約に
望まなければなりません。

しかし、ダメな営業は、布石を打ちませんので、最後に逆転されることが
多いです。

トップセールスは逆転負けはありません。
なので、契約数が伸びるのです。

躊躇しているお客さんを一言で説得しなければならないのです。

今日は、説得する技術を書いておきます。
参考にしてください。


交渉では、あなたは説得をしなければならない状況が出てきます。
より効率的な説得ができるようになる6つの原則を紹介します。

1. Principle of Liking 「好意を持つこと」の原則

人は、簡単に自分が好意を持つ人に影響を受ける。
研究によると、誰かを好きになる要因はたくさんあることが証明されている。
(身体的魅力、ホメ言葉や協力的な努力など)。

しかしどれよりも突き出ているものが一つある。
それは、もっともパワフルで簡単に実行できるものである。

Similarity 共通性 である。

人は、自分と似ている人が好きだ。
そして(出来る限り多くの点で)自分に共通事項がある人ほど、
人はもっと信頼するようになる。

あなたと相手に純粋に共通している何かを探してください。
相手がそれをすぐ「見通す」ことができるものです(複雑なものではないもの)。

あなたが相手と本当のつながることが出来るもの、
興味深い会話を一緒にできるものです。これは双方にとって効き目があります。

まずは、あなたが相手に好意を持っている事を知らせてください。
そうすることでお互いの間にあるバリア(壁)を下げていきます。
これは相手があなたのことを好きであるよりも大切です。

効率的な交渉人として、相手との共通点を見つける努力をし、
それを引き出すようにする。共通してもっている興味を特定すること。

2. Principle of Authority 権威の原則

人は、合法的な権力(誰から見ても権威を持っている)とみなすものによって
影響を受けやすい。

高い権力や地位は、スキルや知識、経験などで手に入れることができます。
この社会で生きていく中で、私たちは権力と信頼性で、
相手に「関連」していくように影響を受けています。

もしあなたが説得しようとしている人が、あなたのバックグラウンド、
専門性や信頼性を認識したら、それは効果を発揮します。
人々は、エキスパートの意見に従うと安心を感じるからです。

よくある失敗は、自分自身の事を話すことです。
「ぺちゃくちゃ」自分のことをしゃべることは、
人々をシャットダウンしてしまいます。

説得力がある人になるためには、エキスパートであることは、
十分ではありません。

あなた自身が、信頼できる情報源であることをコミュニケート
できるようにならなければなりません。

交渉中には、このような取引をしてきましたよという
経験を相手に知らせてください。
あなたの専門性を述べることがとても重要です。

あなたの信頼性を実演する一つのトリックとして、
あなた自身の弱みも認めること。
ある特定の分野であなたが確かでない場合は、それを認めてください。

これは実際に起こりうる障害の影響を低くしていきます。
これは多くの敏腕の公証人が使うストラテジーです。
あなたの一番の強みであることを相手に与える前に、
弱いところを先に述べておきましょう。

相手が知っていたとしても述べるのです。
決してそうではないふりをしないでください。
自分の弱みを指摘したらすぐに、あなたは信頼を得るための
「強みとなる情報」へと入っていきます。
そしてあなたがうそをついていないことを見せるのです。

信頼性が高いほど、起こりうる障害は低くなっていきます。

3. Principle of Scarcity  欠乏の法則

人々を欲しがらせるにはどうしたらいいか?
それを手に入りにくいものにする。

人が、何かを手に入れられないと分かると、
それが今まで以上にもっとほしくなります。

そのチャンスを得る確率が低くなると、
それがもっと欲しい物へと変化します。

手に入りにくい状態は、その物に「新たな価値」を与えます。
欠乏は、大きな決断のトリガーになります。

交渉の前に、あなたがオファーするものがユニークで、
あまり一般的でない点を考えてぬましょう。

もしあなたとビジネスをしなければ相手が手に入れにくいものです。
もしイエスといわなければ、彼らは何を見逃してしまうのでしょうか。

人々は、通常それを「得ること」よりも、
失うことのアイデアでモチベーションがあがります。

つまり、得ることの満足よりも、失うことの痛みのほうが怖いのです。
人間は、痛みを避けるために出来る限りの事をする性質を持っています。

もし同意が得られなければ、相手が失うベネフィットを強調してください。
交渉では、この提案が認定されないときに失われる有利な点を指摘するのです。
「相手が失うベネフィット」は何かを伝えるのです。

4.Principle of avoiding the bottom line 
最終結果(結論)を避ける原則

相手に最終結果(結論)を言わせる事を避けること。
彼らが最終結果(結論)を一旦述べてしまうと、
それから物事を動かしていく事が大変になります。

そのかわり、相手に「興味」を述べさせて、
あなたが掲げる選択(オプション)を考慮させるように同意させていきます。

相手がもっとも価値を持っていること、
もっとも手に入れたい事を探り出します。

何が彼らにとって重要なのかを決心させたら、
それに反応するようなコメントを述べて、
あなたが望む方向へと誘導していきます。

5. Principle of Reciprocity 相互関係の原則

人は、相手が与えたものに対してお返しをしようとします。
これは物質面だけではありません。
助け(ヘルプ)などもそうです。

ビジネスにおいても、あなたが相手をどのようにして助ける事が
できるかを探してください。
最初のステップとして、あなたが相手を助けることで、
相手は今後、あなたを助けようとしてくれるでしょう。

またあなたが誠実に相手のビジネスを助けようと興味を見せることで、
より健全な関係が形成されていきます。

交渉では、まずあなた自身が協同的であること。
あなたが協力的でないと(鏡の法則ですが)相手もそうなります。
あなた自身が情報を最初に与えることで、
今度は相手が同じ事をするようになる傾向があります。

まず相互関係の方針にキー(秘訣)は
あなた自身が最初にすること。

Be the first to give concession. あなた自身が最初に譲歩する
Be the first to be courteous.  あなた自身が最初に丁寧に接すること
Be the first to be cooperative. あなた自身が最初に協力的であること
Be the first to give information. あなた自身が最初に情報を与えること

6. Principle of Social Proof 社会的な証明の原則

決断をする時、人は、他者が行ったことを参考にします。
相手に類似した他の例を参考に出します。決断が不確かなときというのは、
人は、他者が行ったことを参考にして従う傾向があります。

交渉では、状況は曖昧で、討論されるトピックも複雑かもしれません。
そのような場合は、相手はエキスパートの意見を聞き入れます。

あなた自身が、以前に、類似した交渉が行われたこと、
そしてどうやって解決したかという情報を(相手に)提供してください。
相手の状況に類似した他者が、その選択をして、

そしてその決断からどのようなベネフィットを受け取ったかを示すのです。
以前に、他の人が行ったことを目撃すると、人は
同じ決断をする傾向があるからです。


難しいですね。

こんなこと覚える必要はないし、トップセールスはこんな
勉強もしていません。

ただ、お客様の幸せを考え、駆け引きをしないで、すべてのことを
正直に話をする。

たとえ、お客様がほかの会社と契約しても、そのお客様の幸せを願う。
そういう営業マンなら、お客様から「契約してください!」と言ってきます。

ビジネスにコピペは使えない

物事を習う上で模倣をするというのは、
重要なプロセスです。

美大生が有名な絵画を模写したり、
ギタリストが好きなバンドの曲をコピーしたりしますよね。

あなたがまだ自分の個性を見いだせていない、
どのような方向に進むか分からない状況においては、

このように先人の模倣をすることは避けて通れない
ことだと思います。

しかし、今の時代、特にビジネスの世界でコピーをする
ということは考えものです。

特にインターネットで簡単にコピペが出来るので
他人の言葉や画像をコピーして使うことが容易に出来ます。


もちろん、著作権の問題もありますが、
何より、何も考えずにマウスとキーボードだけを使って
コピペすることはあなたに何の価値ももたらしません。

本来ならば、ペン使って、筆を使って、ギターを使って、
必死になって努力をしてコピーをするものです。

その過程で、それがどのような仕組みで構成されているのか
作者がどのような気持ちでつくったのか理解できます。


それなしに、コピペをしてしまっては、その工程が
抜け落ちてしまいます。

オリジナルのものをただ眺めて表面をなぞるだけでは
そのものの理解はできません。

苦労しながらも、それを必死に理解しようと努力することで
あなたのためになる実力が身につくのです。

私の会社も海外のビジネスモデルやセールスレターを
模倣するということを行ってきましたが、

それはただ単に海外のものを日本に翻訳しただけでは
ありません。

外国のアイデアが、日本で応用されるならどうすれば
お客さまに反応してもらえるような形になるのか、


必死に考えた上で活用しているのです。

もう一度言いますが、コピペはあなたに何の成長も
もたらしません。

つまり、あなたは永久にコピーする材料を探すはめに
なるのです。

コピーをするというのは成長の過程において重要なことですが、
一生コピーをするだけであなたは満足ですか?

他人があなたのことを模倣するようなものを
自分で創造したいとは思いませんか?

単なるコピペではなく、模倣する対象の意味をよく考え、
影響を受け、それをあなたの血肉にすることが

非常に大切なことだと私は思います。

2010年9月17日金曜日

長すぎるTo Doリストは終わらない

何から仕事を進めていいのか
分からない、

そんなとき仕事を効率よく進めるために、

自分が行うべきことを書き出す
「To Doリスト」をつくることは

私もお勧めしているテクニックです。

私がさらにお勧めしたいのは

「短いTo Doリスト」をつくることです。

膨大な数のTo Doリストをつくってそれが
全部実行されたことがあるでしょうか?

最初のいくつかは行えたとしても、
後半に行くに従って忘れ去られてしまいます。

終わらせられてない項目が多いほど、嫌な気分に陥り、
結局そのリスト自体を葬り去ってしまいます。

そこでいいアイデアがあります。

長いリストは短い複数のリストへ、
分けてしまえばよいのです。

例えば、100個の項目を書いたリストなら

それを10項目ずつ、
10個の短いリストへ分けてしまえばよい
のです。

そうすれば、1つの項目を成し遂げた時に
リストの達成率は1%ではなく10%になるのです。

もちろん、全体の達成率は変わらないかもしれません。
しかし、リストを小さく区切ることによって、
満足感、モチベーションの増加、そして進歩を
感じることが可能になります。

こうすれば、
立ちはだかる100個のTo Doリストを見て、
恐怖で何もできなくなるよりはずっとマシですよね。

こうやって仕事の仕方を変えれば、
生産性とモチベーションは大きく変わります。

あとリストの各項目に
優先順位を付けるときのポイントですが、

無造作に書かれたリストに
1番、2番、3番というように番号をつけないでください。

そうではなく視覚的に優先順位が分かるようにするのです。


どういうことかというと、

一番重要な項目は、一番上に書き、

優先順位が低くなるに従って、下に書くようにしてください。

そうすれば

上の方にあるから先に行うべきだと、

視覚的に分かりやすくなりますよね?


そのことにより、
今の自分がどの仕事に全力で取り組むべきか
はっきりするはずです。

このTo Doリストと優先順位のテクニック、
採用してみてください。

2010年9月16日木曜日

若くして死ぬ

今年1月、私の兄が胃がんになりました。

二つ違いなので、53歳です。
20キロもやせてしまい、昔の面影はありません。

手術の経過がよくなく、
入退院を繰り返しています。

兄を見ていると、健康が一番だなーと
つくづく思います。

人はいつかは死にます。
必ず死にます。

そして、その日はいつかは誰にもわからないのです。
毎日を精いっぱい生きる。

これしかないのだと思います。

昔、下記のレターをお墓屋さんのために書きました。
ふと思い出したので、掲載しておきます。

「後悔だけはしたくない。できれば、笑って死んでいきたい・・・」

生前99%の人がそうお答えになりました。

しかし、実際はなくなった多くの方々が悔し涙を流しながら、
看取る人もなく死んでいきます。

一生懸命働き、人生をまっとうした人達がなぜ、
幸せに死ねないのでしょうか?

ここに一冊の小冊子があります。
「もし、あなたが今死んでしまうとしたら、
死にゆく前に何をしておきたいですか?

これだけはやっておかなければ、死ぬに死ねない。
そう思うことを10こあげてください」
というアンケートをまとめたものです。

年令55 才以上の男女100 名を無作為に選びお聞きしました。
あなたは考えたことがあるでしょうか?
後3 ヶ月後にガンで死んでしまうとしたら、
何をやっておきたいですか?

古くからの友人と会う。
行ったことのない国に行く。
おいしいものをおなかいっぱい食べる。
妻と今までの楽しかったこと苦しかったことを語り合いたい。
子供達に自分の生きてきた証を残したい。

このようなことを多くの人が書かれていました。
そして、そう書かれた人達こそが鬼のような顔を残し、
死んでいったのです。(追跡調査で分かったことです)

では、笑顔を残し安らかに死んでいった人たちは、
「死に前にやっておかなければならない10 のこと」
に何を書いたのでしょうか?

あなたは、後悔して死にたいですか、
それとも笑顔で死にたいですか?

そんなこと、聞くまでもないことです。

しかし、あなたの思いとは逆に、あなたが死んだ後、
家族は様々なトラブルに書き込まれ、
苦しむのです。

今元気なあなたは思いもよらないことかも知れません。
あれだけ仲の良かった兄弟が憎しみ会う。
母親を子供達が捨てる。

そんな信じられないことが起こるのです。
私と私の家族は現実に、父親が死んだとき、
家族が崩壊するトラブルに巻き込まれました。

そのことがきっかけで、私は、少ない貯金をはたき、
アンケートを実施。全国を自分の足で歩き、事細かに調査し
ていったのです。そうしてまとめたのが、ここにある小冊子です。
今幸せなあなたにこそ読んでいただきたいのです。

たくさんの友人知人に配り、その後口コミで広がっ
たこの小冊子は、残り30 冊になってしまいました。
手作りのものですので、見栄えはよくありません。

もう増刷する事もないです。自分のつらい過去を思い出したくないからです。
どうぞお手にとって読んでみてください。

心からあなた様の幸せをお祈りします。

2010年9月15日水曜日

物を使って人を愛すること

「 マクドナルドでの朝食」
(ある女性の実話です)

私は、3人の子供を持つ母です。(14歳、12歳、3歳)
そして最近、大学の学位を終了しました。 最後の授業は、
社会学でした。

先生は、本当にいろいろなアイデアや
イマジネーションを掻き立ててくれる人で
誰もが先生のような人であったらいいのにと思うほどでした。

学期最後のプロジェクトは「笑顔」。
実際に外に出かけて、3人に笑いかけ
その反応をドキュメントにするという内容のものでした。

私は、フレンドリーな性格で、
いつも誰にでも笑っているし挨拶もしています。
だからこれは難しい課題だとは思いませんでした。

あれは3月のある朝でした。
プロジェクトが出されると、
私の夫、一番年下の息子、そして私の3人は
マクドナルドに出かけました。

実は、こうやってマクドナルドに行くことは
息子と特別な時間を共有する過ごし方でもあるのです。
列に並んでいると、突然周りの人全員が、

そして夫までもが後ずさりをし始めたのです。
私自身は1インチも動きませんでした。
何が起こっているのか分からなかったので。

なぜみんなが後ずさりを始めたのかを確かめようと振り返ってみると、
そこには、服が汚れて、体が臭い悪臭を放っているホームレスの男性が
2人立っていたのです。私に近い側に立っていた背の低い男性を見てみると、
彼は笑っていました。

彼の美しい青空のようなブルーの目は、
まるで「受け入れる」ことを模索しているように光で満ちていました。
「今日はいい日ですね」。
彼はそう言って、握り締めた小銭を数えていました。

すぐ横に立っているもう一人の男性は、ただ手をいじっていました。
その時に気付いたのですが、二人目の男性は精神障害者で
青い目の男性が、唯一彼の頼りだったのです。

私は、涙をこらえて立っていると、
カウンターの若い女性が、注文は何かを聞いていました。

「コーヒーだけ」。

彼らは、これがやっと買えるほどのお金しかもっていなかったのです。
もしレストランに座って体を温めたいのであれば、
何かを買わなければなりません。

彼らは、ただ冷えた体を温めたかったのです。
そして、私は抑えられない衝動を感じ、
思わず青い目の男性に近寄っていきたくなりました。

この時に、レストランでは全員が私のほうをみていて、
私の行動を不思議そうに見ていました。

私は笑顔で、カウンターの若い女性に、
もう二つブレックファスト・セットを別々のトレイ
(お盆)に注文しました。

そしてカウンターをぐるりと回って、
男性二人が休憩しているテーブルにそのトレイを置き、
青い目の男性の手の上に自分の手をそっと重ねました。

彼は私の目を見て涙を浮かべていいました。「ありがとう」
私は少しかがんで、彼の手を軽くたたき言いました。

「あなたのためじゃないのよ。私たちの目に見えない力が
私を通じてあなたに希望を与えているのよ、きっと」。
夫と息子が待っているテーブルに戻る途中、私も涙が出てきました。

テーブルに座ると、夫が笑いかけてくれました。

私たちは、きっとお互いに希望を与えるために出会うのだと思います。
そして、誰もが「与える事ができる」。誰かのために。

私達夫婦は、教会には行きません。
しかし見えない力の存在は信じています。
その日は、優しく純粋な愛情の光が見えました。
大学に戻り、クラスの最後の夕方にこのストーリーを「
私のプロジェクト」として提出しました。
先生はこれを読み、私のほうを見上げて言いました。

「これを皆と分かち合っていいかしら?」

私はゆっくりうなずくと、彼女はクラス全員に読み始めました。
人として、私達だれもが、お互いを癒し、
癒される必要があるのだということが分かりました。

マクドナルドでの経験を通じて、
私は、自分のやり方で人の心に触れました。
そして、夫、息子、先生、そしてクラス全員の魂が、
この大学生活最後の日に「触れ合った」のです。

物を愛して人を使うのではなく、
物を使って人を愛することを学んでください。

2010年9月14日火曜日

睡眠なくして仕事はできない

平です。

気温も秋っぽくなってきましたが
秋といえば食欲の秋、芸術の秋、

そして睡眠の秋ですね(?)

今日は睡眠に関するお話をします。

私は20代のころは、
朝7時から深夜の2時まで働き、

働いた後は仲間と麻雀していました(笑)

今思えばいつ寝ていたのでしょうか?


そんな私ですが、

やはり効率的に働くためには
睡眠をしっかり取るべきだと今は思います。

寝る時間を削ることで、
その瞬間は数時間、時間が取れたと
しても、


後で大きなツケを
払うことになります。


それはあなたが働く上での
創造性、モラル、礼儀などを
破壊する可能性を含んでいます。

そのことを理解していれば、
たまには徹夜で仕事をするのも
かまいませんが、

それを習慣にするのは
よくないと思います。

さもないと以下のような
弊害が出てくると私は思うのです。


柔軟な思考ができない:


疲れていると、たとえ効率が悪い仕事を
行っていたとしても、それを改善して
素早く終わらせる方法を考える事ができません。

それはありもしない蜃気楼を目指して、砂漠を
トボトボ歩くようなものです。

創造性を失う:

創造性というのは、疲れているときに
真っ先に失ってしまうものです。

アイデアを出すことに優れている人は
他人の10分の1の労力で
出せるものですが

疲れていると10倍の労力で
考えないといけません。

モチベーションがなくなる:

脳がしっかりと働いていない状態では、
簡単な仕事のみを行いたがるものです。

難しい仕事に立ち向かおうという気には
なりません。


気が短くなる:


疲れていると、冷静さと忍耐力が
なくなります。もしあなたの周りに
いつも怒りっぽい人がいたら、

その人は睡眠障害を患っている
可能性があるのです。


これ以外にも睡眠不足の弊害はたくさんあります。

中には、自分が睡眠不足の状態でも働いていることに
誇りを感じ、自慢してくるような人間もいますが、

そんな人間は無視してください。

そんな人間が凄いとは思わないでください。

若者ならともかく、30代を過ぎた人間が
毎日短い睡眠時間で働けるとは思いません。

睡眠不足の状態では、効率のよい仕事は
出来ない

ということを頭にしっかり入れておいてください。

2010年9月13日月曜日

人間は予測を立てられない

おはよう。

また一週間が始まりましたね。

私も今日は朝から事務所に来て
仕事しています。


さて、私たち人間はみんな予測をするのが下手です。


だいたいどのくらいかかるだろう、という
予想をしても、当たった試しがありません。


私達の予想は全て、予期しないハプニングが
なにも起こらなかった場合の話なのです。


現実はそのシナリオ通り進みませんよね?


そう考えているからこそ、世のなかには
数週間、数ヶ月、もしくは

数年も予定が伸びてしまうこともあります。

何事も始めてみないと
分からないということです。

例えば、スーパーに買い物に行く場合、

数分しかかからない

と思っていたら一時間が過ぎていた。

部屋を数時間掃除しようと思っていたら、
一日中かかってしまった。

なんていう経験は
誰にでもありますよね。

私達人間は、
生まれつき予想をするのが下手なのです。

買い物や掃除なんていう簡単な作業でも、
ちょっとしたことで予定は狂います。

そんな私達がどうすれば、

半年にわたる計画なんか
立てられるのでしょう。

長期計画が遅れるときというのは、
大抵大幅に遅れます。


大きな公共事業がというものがその
顕著な例です。

高速道路をつくる、橋をつくる、空港をつくる。

そのような計画は納期も予算も大幅に遅れるのが
当たり前です。


ではどうすればいいのでしょうか?

大きな計画は小さな計画に分解することです。

計画というものは、小さくなればなるほど
予想が立てやすくなります。

12週間の計画ではなくて、

一週間の計画が12個あると思ってください。


30時間かかるであろう仕事は、

6時間か10時間の小さな仕事に
分割して下さい。

その仕事を一個ずつ確実にこなしていく。

それこそが仕事を計画通りに進める秘訣です。

仕事がいつも締切に間に合わない、という方は
仕事を小さく区切って行うことを心がけてください。

2010年9月10日金曜日

一つの事をやり遂げろ

平です。

東京は最近雨が降ってちょっと肌寒く
なってきましたね。

今日は
仕事に進め方についてお話をします。

仕事というものは

「勢い」を感じられているとき

もっとも上手く進みます。


その勢いというものは
モチベーションに火をつけます。

あなたを後ろから後押しします。

もしあなたが今行っている仕事に
モチベーションがなかったら

それは大きな問題です。


勢いを得る方法というのは、

一つのことをやり遂げて、次の
作業に移ることです。


終わりの見えない作業をだらだらと
行うことを好きな人間は誰もいません。

数か月も悩みながら仕事をするというのは
人間のやる気を本当に削ぎます。

やがてあなたは燃え尽きてしまうでしょう。

そうならないために

小さな成功を積み重ねる、という
習慣をつけてください。

それがどんなに小さなものであろうとも
業務に改善が見られれば、

モチベーションには火がつくものです。


ひとつの作業が長引けば長引くほど、

それを完成させることも難しくなります。

ひたすら商品の計画、開発だけをする
というのはつまらないものです。


お客さまに何かを与えて、その反応を見る
ということが楽しいのです。

一つのことに時間をかけ過ぎてはいけません。


もしあなたが長期にわたる仕事を行う必要が
あるのなら、

一週間に一個、(2週間に一個でもかまいません)

何か目標を決め、それを達成できるように
毎日仕事を行うのです。


そうすれば、それが達成できたときに
喜びが生まれ、あなたのモチベーションを上げます。


だらだらと先の見えない
仕事を行うのではなく、

この一週間で何ができるのだろう?

と自分自身に聞きながら、仕事を行ってください。

もう一度いいますが、
時間をかければいい仕事ができるとは限りません。

勢いがある間に
短時間で終わらせられる仕事
こそが

最も良い結果を生むのです。

2010年9月9日木曜日

泣ける話

いい話が届きました。


私には7才になる娘がいます。

でも、話すことも遊ぶこともできません。
離れて暮らしているからです。

離婚したのです。

7年前に結婚。
新婚にもかかわらず
朝7時から夜中の2時まで仕事。

仕事、仕事に明け暮れる毎日で、
家庭のことはほったらかしでした。

休日はというと、
疲れている・・・という理由で、
1日中家の中でごろごろしている。
生まれたばかりの娘の世話もしない。

そればかりか、急な仕事が入ったとウソを言い、
パチンコ、キャバクラ通いをしていました。

そんなとき、思ってもいない不幸が私をおそったのです。
心臓病です。しかし、20時間にわたる緊急手術を行い、
奇跡的に助かりました。

麻酔から覚めた私は、机に置かれた一通の封筒に目がいきました。
それは、妻からの離婚届でした。

こんな時に、何で?・・・
添えられていた手紙には、今までの恨み辛みが激しい字で
書かれていました。

「なんで今なんだ!俺がこんな時に・・・」
私は、怒鳴り離婚届けを破り捨てたのです。

私は妻のことを愛していましたし、妻も思いは同じと
信じていました。

生後6ヶ月の娘を手放したくない。
私は病気と離婚の問題で頭がぐちゃぐちゃになり
人生に絶望しました。

何度か話合いをしましたが、妻との溝は埋めることができず、
離婚届けにサイン、妻と娘は実家に戻ったのです。

それから、7年の歳月が流れました。

ある日、友人が妻の実家を通りかかったとき
妻と遊んでいる娘を見かけました。

そのときの様子を携帯電話で知らせてくれました。
内容を聞き、私は自分の耳を疑いました。

どうせ妻は娘に私の悪口を言っているか、
お父さんは死んでいないことにしているだろう
と思っていたのです。ところが・・・

妻は、私の悪口を言うどころか、
お父さんは、働き者でとても尊敬できる人。
おまえのことをとても愛してくれた。

今は離れて暮らしているけど、
お父さんは、おまえのことをいつも心配して
くれているよ・・・
そんな話をしていたというのです。

友人は、妻に聞きました。
恨んでいないのかと?

私はうらんでいる。妻は答えました。
でも、娘に人を恨むことを教えたくない。
人を愛する人になって欲しい。

夫はとてもいい人でした、
でも、夫は、実のお父さんを恨んでいました。

その恨みをいつも持ち続けていたので、
私に対してあんな行動を取っていたのだと思います。
私がもっと早く理解してあげれば良かった・・
そう涙したそうです。

私は、7年間持ち続けていたもやもやが、
そして、同時に、自分の父親に対して持っていた恨みが、
霧が晴れるように消えていきました。

父を許してみよう。憎しみは何も生まないんだ。
そう理解しました。

2ヶ月後父と再会し、お酒を飲みながら、今までのことを
朝まで語り合いました。

父を許すことができました。誤解だったのです。当時
ほんのすこしだけでも話ことがあったら・・・・

父は泣いていました。私も、涙が止まりませんでした。

時間は戻りません。
しかし、これからの人生を素直に生きていけるとおもいます。

タクシー運転手の一生忘れない出来事

英語のミキ先生からこの話を聞きました。

20年前、生計をたてるためタクシーの運転手を
していた男性がいました。

彼が一生忘れる事が出来ない出来事のお話です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ある日、真夜中、一階にたった一つの電気しかついていない
暗いビルへ乗客を迎えにやってきました。

このような状況では、大体運転手は
「ぷっぷ~」とクラクションを数回ならし、
1分ほど待って(出てこなければ)走り去るのが普通です。

しかし、今まで多くの貧困層の人々が、
唯一の交通手段としてタクシーを利用しているのを
見て知っていたので、

私は、なんらかの危険性を感知しない限り、
だいたいドアまで行って到着したことを知らせます。

タクシーに乗る予定にしている人が、
もしかしたらアシスト(ヘルプ)が必要かもしれないとも
思っていたからです。

そして、その夜も、ドアをノックしました。
「すこし待ってください」と弱々しい年老いた声が聞こえました。

床の上を何かひきずる音が聞こえました。
しばらくしてドアが開くと、
80歳代ぐらいの小柄な女性が私の前に立っていました。

模様のあるドレスを着て、頭にかぶった淵なし帽子
(ピルボックス・ハット)には薄いベールがついていました。
その姿は、まるで1940年代の映画に出てくるスターのようでした。

そして彼女の横には、小さなナイロンのスーツケースが。
そして、アパートは、まるで何年もの間誰も住んでいなかった
かのように見えました。

家具はすべてシーツで覆われていて、時計はどこにもなく、
カウンターには家庭用品は何もありませんでした。
部屋の角には、写真やグラス食器が入った段ボール箱が一つ。

「車までバッグを運んでもらえませんか?」彼女は言いました。
私はスーツケースをタクシーまで運び、
女性に手をかそうと戻ってきました。

彼女は、私の腕を取り、ゆっくりとタクシーに向かって歩き始めました。

「ご親切に、ありがとう」という言葉を繰り返しながら。

「たいしたことではないですよ。

母親がここにいたら、このように扱ってほしいと思うんです。
だから、そのように、私自身も乗客する人に手を貸したいだけなんです。」

「あなたは本当に優しい方ね」と彼女は言いました。

タクシーにたどり着くと、彼女は住所が書かれた紙を手渡して、
「少し、街中を走ってもらっていいかしら?」

僕は「近道にはなりませんよ」と急いで答えました。
彼女は「いいのよ。構わないの。急いでないから。
これからホスピスにいくところなのよ。」

私は、車のミラー越しに、彼女の目がキラっと輝くのが見えました。

涙でした。

「私にはもう誰も家族が残っていないの。
お医者さんがね、私の命はもうそんなに長くないって」。

私は、静かに「料金のメーター」を止めて聞きました。
「どの道を通りたいですか?」
その後2時間、町中をドライブしました。

彼女が、かつてエレベーターのオペレーターとして
働いていたビルの近くや、
結婚当初、ご主人と一緒に住んでいた近所をドライブしました。

家具屋の前につくと、以前ここには、
彼女がまだ幼いころ踊りにいったダンス教室があったと教えてくれました。

時折、ある特定のビルや街角で、
スピードを少し落として欲しいと頼まれ、
すると、彼女は暗闇の中、何も言わずに座って
思い出の場所を見つめていました。

そして、太陽が昇り始めた頃、彼女は突然言いました。
「疲れたわ。さあ、行きましょう」。

静寂の中、私達は、メモに書かれた住所へと向かいました。
そのビルは低く、まるで小さな療養所のようで、
屋根がついた玄関の下にドライブウエイが続いていました。

車を止めた瞬間に、2人のスタッフが車に走りよってきました。
どちらも彼女のことを非常に気遣っていて、
彼女の動きを注意深く見守っていました。
彼女が来ることを事前に知っていたのでしょう。

私はトランクをあけて、小さなスーツケースを取り出し
玄関口へと運びました。
その時には、彼女は、すでに車椅子にのっていました。

「いくらかしら?」彼女は財布を捜しながら尋ねると、

「いいえ。何もいりません」。

「でもあなた、生計をたてているんでしょう」

「また他の人を乗せますから。」私は答えました。

私は何も考えず、彼女をそっと抱きしめました。
彼女も私をそっと抱きしめてくれました。

「年老いた私に、短かったけど、とっても嬉しい喜びに
満ちた時間をあなたはくれたのよ。ありがとうね。」

私は、彼女の手を握りしめ、朝焼けの光がうっすら広がり始めた中
タクシーへと戻りました。

私の背後でドアが閉まる音が聞こえました。

その音は、ある人生(命)が終わっていく音でした。

その日、私はだれも人を乗せませんでした。
何の目的もなく、思いの中にただ車を走らせていました。
その日はずっと誰とも話すことができなかったのです。

もしあの女性が、怒りに満ちたタクシーの運転手にあたっていたら、
もしシフトがもうすぐ終わる頃で、
家に早く帰りたくてイライラした運転手にあたっていたら。
もしクラクションを一回しか鳴らさず、運転手が走り去っていたら?

振り返ってみると、私は人生で大切なことは何もしていないと思います。
誰もが、人生は素晴らしい瞬間を中心に展開していくと
状況的に信じ込んでいます。

しかし、素晴らしい瞬間は、こうやって私たちが無意識の時にやってくるのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

この運転手の方は
別に他の運転手とは違う特別な人というわけではありません。

たった一つの優しい行為が
乗客であった年老いた女性に、最後の美しい思い出を作りました。

メーターをとめた彼は、
その時には、お金の事を考えず、
その女性が「もう命が短いことを知り」
自分の時間をさいて、町中を2時間ドライブしました。

そこには「人に仕える」本当の
仕事をした彼の姿があったように思います。

ふっとした瞬間に「自分がどう動けるか」
それは一時的なものではなく
日常自分がどのように生きているかが、そのようなときに
現れるのかもしれません。

人の行動は感情で動かされます。
もちろん感情にはいろいろありますが

一番強い感情は、「誰かに喜んでもらう」
また「喜んでもらいたい」願望なのではないでしょうか。

そこには共感があり、いたわりがあり、優しさがあります。
無条件に与えられたときにこそ、そのパワーはいっそう
強くなるのでしょうね。

だからこそ、そのような瞬間に、
人は動き、人は動かされるのかな。。。

大きいことをする必要もなく
自分がいきなり偉い人になる必要もなく

ただ相手が同じ人間であることを認識すること。

「心から生まれるサービス」は
もしかしたら他の人がみたら小さいことかもしれない状態で、
美しくラッピング(包装)されて生まれてくるような気がします。

そんなストーリーでした。

2010年9月7日火曜日

中断は生産性の大きな敵である

もしあなたが毎日遅くまで会社にいて、
週末も仕事をしているとしたら。

それは仕事が多すぎるのではなく
仕事の仕方に問題があるのだと思います。

その理由は「中断」にあります。

私も今では、好きな時に会社に行き
あとは世界中を飛び回っていますが、

昔は普通のサラリーマンだったので
このことはよく分かります。

考えてみてください。

仕事に集中できるのはいつですか?

大体の人はこの問いにこう答えるでしょう。

「早朝、もしくは夜」と。

どちらも周りに人がいない時間ですが、
これは偶然ではありません。

例えば午後2時頃になると

会議があったり、電話やEメールの対応をしたり、

同僚と雑談したりするでしょう。

そうようなちょっとした中断が
あなたの生産性を大きく下げているのです。


仕事場の1日と言うものは
様々な事柄によって区切られています。

45分働いたところで電話が鳴る。

そしてその15分後にお昼に行く。

午後は会議。

気付いた時にはもう5時を過ぎています。

つまり、誰にも邪魔されない時間というのは
一日のうちのほんのわずかしかないのです。


そのような断片的な時間が
いくら数多くあったとしても

集中した仕事というのは
あまり期待できません。

そこで重要なのは
一人だけの時間と空間です。

ある程度まとまった長い時間が
持てたとき、人はもっとも生産的な
作業ができるのです。


(私の場合は、飛行機に乗って
移動しているときは非常に集中できます。

なぜなら電話もメールも来ないですし、
外界からの中断がまったくないからです。)

私の会社インプロビックでは、
毎日午前中、集客タイムという時間を

設けています。

その時間はビジネスにおいてもっとも重要な、
「見込み客を集める作業」に徹しています。

その間は、電話も鳴りませんし、
誰も会話もしません。

そうやって各自が集中して生産性のある
仕事を行える環境を作っています。

あなたの会社でもそのような時間を
設けてみてはどうでしょう?

また、会社でそれを行うことが
難しければ、

家でそんな環境をつくってください。

携帯の電源も、メールも見てはいけません。

時間を区切って、誰にも邪魔されない環境を
1日の中で必ずつくることをお勧めします。


いいですか?何も考えていないと
1日何もできずに中断ばかりで終わってしまいます。

ビジネスで成功したいのあれば、
そのような時間が絶対に必要なのです。

2010年9月6日月曜日

障害を持つ人間でも行列を作れる「思い出を創造する方法」

私のパーソナル英語教師 美紀先生からメールが来ました。
とてもためになる話なのでシエアします。

http://www.stservicemovie.com/ (Beautiful story about a
bagger with Down Syndrome who, through
“the thought of the day” messages made a wonderful
environment at the store

これは実話です。

私はこの実話が本当に好きです。

決して新しい内容のものではなりませんが
one can make a difference
誰もが影響を与える事ができる
というとても素敵なメッセージがこめられています。

ある女性が
カスタマーのロイヤリテイーを築くために
カスタマー・サービスプログラムの研修をひらきました。

Every one of you can make a difference
and create memories for your customers that will
motiveate them to come back. How?

誰もが影響をもたらすことができます。
そして、カスタマーがあなたの店に戻ってくるように
なるメモリー(思い出)を作ることもできるのです。

ではどのようにして?(HOW?)

Think about smoething you can do for your customer
to make them feel special, a memory that will make
them come back

カスタマーが自分が特別に感じられるような何かを
考えてください。彼らがあなたの店に戻ってくるような
メモリー(思い出)です。

そして研修一ヵ月後、研修担当の
この女性は、19歳のジョニーという少年から電話を受け取り
ました。

彼はダウンシンドロームの少年で
スーパーマーケットで、食料を袋に入れる
bagger (袋入れ係)の仕事をしていました。

彼は「とってもあなたの話よかったです。
でも最初はカスタマーのために特別に出来る事なんて
何も頭に浮かばなかったんです。だって
僕は、単なる袋入れ係だから」

しかし毎晩仕事の後
彼は家に戻って「a thought for a day (今日の一訓)(みた
いなものです)を見つけ

彼の父親はそれをコンピューターに打ち込み
プリントアウトして、ジョニーがカードのように切り取り
裏側に自分の名前を書いて
次の日カードの束をもって仕事にいきました。

そして、お買い物をするお客様の
買い物袋の中にそっと入れて

Thank you for shopping with us
ショッピングしてくださってありがとう

と声をかけていたのです。

誰もが重要ではないと思うような仕事は
彼は「precious memories」(貴重な思い出)を
クリエイトすることでその仕事を重要なものに変えていったのです。

また1ヵ月後。
スーパーに変化がおきました。
彼のレジには、長い列ができていました。
他のレジの3倍以上の列が。

あまりにも混んでいたため他のレジに人々を促しましたが
誰一人として動かなかったのです

ジョニーの「今日の一訓」メッセージが欲しいから。。と。

ある女性は「以前は週一回しかこなかったけど
今はこのショップを通り過ぎるたびに買い物に来ているの。
彼のメッセージが欲しいからよ」と。

数ヵ月後、スーパーにさらなる変化がおきていました。
花を売っているセクションで花が折れていたり
使われなかったコサージュがあると
店員が年老いた女性や幼い子供たちの
胸にお花をピンで刺してあげていました。

誰もが「have a lot of fun creating memories」
楽しんでメモリー(思い出)を作り出していました。

きっかけは、あるジョニーという男の子が
He chose to make a difference
影響を与える事を選択したからです。

彼の行為は決して大きなものではありません。
しかし偉大なるサービスは、心から生まれるものです。

Great service comes from the heart

Will you be a Johnny today?
今日あなたはジョニーになりますか?

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

create precious memory
貴重な思い出を作るというテーマでした。

MIKI

2010年9月2日木曜日

副産物から生まれる新しいアイデア

おはよう、平です。

人が何かをつくるとき、
必ず人は余分なものをつくります。

一つのものだけをつくる、ということは
不可能です。

優れたビジネスマンはその余剰物を
上手く見つけ、可能性を見いだすのです。


材木業では、本来はゴミのであるものを
相当高い値段で売っています。

木クズや、気の破片などをです。

それは、薪として、コンクリートとして、燃料、
腐葉土など様々な使い道があるそうです。

もしかしたら、あなたの会社には
そんな副産物はないよ、と思うかもしれません。

しかし、あなたにとって木クズはただのゴミなように、

実はその副産物の存在に
あなたが気付いてないだけかもしれません。


あなたの目がそれに対して
近視なのだけかもしれません。

私の会社でも、最初はブログに書いていたネタが
やがて積み重なってセミナーや教材のネタになり、

最終的に書籍になったりすることもあります。

そういえば昨年、マイケル・ジャクソンの
「ディスイズイット」というドキュメンタリー映画が
ありましたが(こうみえて私結構、映画を観るのです)

あのコンサートのリハーサル映像を最初から商品に
する気があったとは思いません。

しかし、彼が死んでしまった結果、
あの映像は大きな財産となった訳ですよね。


他にも、フォード自動車のヘンリー・フォードは
有名なT型フォードの製造過程で、
木材の破片を炭に変える方法を学んだといいます。

そこで彼は、フォードチャーコールという木炭製造事業を
立ち上げ、その会社は現在でもアメリカで最も多く木炭を製造
しています。

コンサルタントの目的は本を出版することではありませんし、

ミュージシャンの仕事は
ドキュメンタリー映画をつくることではありません。

また自動車製造業者の仕事も木炭をつくることではありません。

このように何かを行うと、人間は必ず副産物を生みだします。

成功する人間と成功しない人間の違いは、

その副産物を発見し、

有効活用できる発想力を持っているかという点です。


あなたの仕事が、どんな余分なものを生み出しているのか?

今一度考えてみましょう。

2010年9月1日水曜日

最高の音楽とは…

平です。

今日のお話は、珍しく音楽についての話...
ではありません。


有名なプロのギタリストは
よくこんなことを言います。

「最高の音は指から出る」

有名なギタリスト、そうですね、例えば私が
若いころよく聴いてたレッドツェッペリンの
ジミーペイジ。

他の人が彼と同じギター、アンプを
買ったとしても同じ音は出ませんよね。

逆にジミー・ペイジが、リサイクルショップで売られている
ゴミのようなギターを使ったとしても、
彼は素晴らしい演奏ができるはずです。

高価な機材は助けにはなります。
しかしあなたのギターが上達しなければ
いい音は出せないのです。

他にもあなたの周りにこんな人は
いませんか?

「ツールを使って何をするのか?」

ということを考えずに
「ツール自体に熱中してしまう人」です。


フォトショップやイラストレータの
多彩なエフェクトを使いこなせても、
出来た作品からは何も伝わってこないデザイナー。

フィルムカメラとデジカメの違いについて
熱く語るけれども良い写真はとれない
アマチュアカメラマン。

私も好きなゴルフでも同じです。
初心者は高価なクラブさえ買えばいい
プレイが出来ると思っている方もいますが
そんなことはありません。

タイガーウッズならどんなに安いクラブを使っても
あなたには負けませんよ。

ツールを心のよりどころにしている人が
なんと多いのでしょう。

練習するのに時間を使うのが嫌だから、
ゴルフショップで時間を使うわけです。

要するにみんな近道をしたいわけです。

世界の最高のツールを持つ必要はないのです。
それがないと始められない、なんてこともありません。

ビジネスの世界ではどうでしょう?

高価なパソコンのソフト、
大きなオフィス、ブランドものの机や椅子を
集めているだけで、

実際にお金を稼げるのは何か?ということを
忘れてはいませんか?


ブログ、メルマガ、ユーチューブなどを使うことは
重要ですが、細かい小細工をして、

肝心のコンテンツがお留守になっている人は
わりといると思います。

テクニックだけあっても伝えたいことがないなんて、
非常に残念なことですよね。

新たなツールにお金を出す前に

今あるものや、安価に手に入るもので

自分に何ができるのか考えてみてください。


そして実践をしてみるのです。
結果はあなた自身にかかっているのです。

最高の音が出せるかは、全てあなた次第なのですよ。