2010年10月7日木曜日

努力に逃げるな

がむしゃらに努力して時間を費やすことが
いい結果になるとは限りません。

例えば、何か仕事をするときに
2時間ぐらいで終わるだろうと仮定します。

しかし、実際に作業を始めてみると
4時間かかっても4分の1しか終わらない。

ここで人は考えます。
「でも、4時間もかけたんだから
ここであきらめるわけにはいかない」、と。

何が何でもこの仕事を終わらせなければ、
と考え、周りが見えなくなります。

場合によっては、この過剰な努力は
無駄になる場合があります。

そのペースで16時間かかっても
やる価値があったのか?ということです。

その16時間でもっと別の事が出来たかも
しれません。

どんどん仕事が溜まり、最悪のサイクルに
はまってしまいます。

そんな人は仕事の仕方を改善させることを
検討しなければなりません。

私の会社では、仕事が長くかかり過ぎている
人間には同僚の誰かが声をかけます。

仕事を手伝ってあげるということは
あまりしませんが、

別の視点からアドバイスを与え、問題点を
チェックすることができます。

多くの場合、解決策は目の前にあるのに、
気付かないこともあるのです。


時と場合によっては、仕事を途中で
止めることも選択肢に入れておく必要が
あります。

殆どの人は途中であきらめることは失敗だと
考えますが、それが必要な場合もあるのです。

もし、多くの時間を費やしていることが
時間に見合わないと感じたら立ち去る勇気も
必要です。

かけた時間は取り戻せませんが、
それ以上、努力に値しない時間かけることを
防げるのです。


仕事が思い通りいかない場合は、
一人で悩みこんで無駄な時間を過ごすのだけは
やめてください。

人に意見を求める、またはあきらめて他の手を
考えるということも選択肢にある、

ということを覚えておいてください。

0 コメント: