2011年2月27日日曜日

香港PJの一部を公開

引き続き望月の香港レポートです。

私が香港に来て行うことの一つに
ジェトロ(日本貿易振興機構)の香港センター
http://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/cn_hongkong/

香港日本人倶楽部
http://www.hkjapaneseclub.org/
でのリサーチがありました。

香港日本人倶楽部を取材しているとき、
「日曜日に、香港に在住の日本人が集まって、
 餅つきと、柔道と、日本刀道を披露する会がある」
ということを知り、そこにも参加をして来ました。


世界一道場代金の高い柔道場だそうです。


香港でキネとウスを見るとは思いませんでした。


老人が若者を投げ飛ばしてました。


どうみても外国人が日本刀道を披露していました。


また、ここに香港中文大学
(世界大学ランキング42位)の
学生さんがたくさん来ていました。
みんな日本語ペラペラだったので
なんで日本語が話せるのか聞いてみた所、

「日本の研究と日本語を学校で勉強しているから。」
と言っていました。

なんで日本を勉強しているのか?
と聞いてみた所、

「日本のファッション、ポップミュージック、
 カルチャーが好きで、将来は日本企業で働くか、
 日本で通訳をしたい」
と言っていました。

みんな目がキラキラしていて
素直で正直で、やる気が満ちあふれていました。


香港では日本の若い人向けの文化が人気です。
香港のセブンイレブンには、
日本の雑誌が置かれています。


日本語が読めなくても
写真を見るだけのために、
日本のファッション雑誌を
買ったりするそうなんです。


それはさておき、
今度はその日本文化を勉強している
授業を見学させてもらいに
香港中文大学に行きました。

丘の上に建つカラフルな建物も学校の校舎です。


見た感じでは女子学生が多かったです。
(女子学生にばかり目が行ったかも)


授業はこんな感じでした。
(日本刀道の方が先生です。)
1年生の授業だったので英語でした。
急に話題を振られて詰まってしまいました。


これ、何をディスカッションしているかと言うと、
下のニュースウィークの表紙に書かれている
昔の日本人女性らしき人が鏡を見ている絵と

「カルチャーショック。
 日本は日本人らしさを失い掛けていないか?」
という文字を見て、

【日本のアイデンティティについて】の考えを
発表しあっていました。

私は、ニュースウィークが表紙でこの話題を取り上げたことに
・日本が不況を続ける理由
・平社長が香港でビジネスを始める理由
・あなたのビジネスがうまくいくきっかけ
のヒントが隠されていると感じました。


この授業には、
会話を聞いていただけでも
オーストラリア人、韓国人、
もちろん香港人、インド人、
そして中国本土の中国人が
いることがわかりました。

このあと先生とも打ち合わせして
日本語が話せる大学生と、
日本−香港をスカイプでやりとりをし、
香港の現地リサーチバイトなどとして
働いてもらうことや、

日本語・英語・広東語・北京語が話せるので
日本人ビジネスマンの語学の先生として
スカイプ通話のバイトで働いてもらうことや、

今度はこの香港の大学から
日本に留学している学生を
紹介してもらうことになっているので、
まずは彼をまとめ役にしてみようか、
などの可能性を話し合いました。


今の日本のコンビニで
英語しか書いていないけれど
写真などを見るだけで満足する雑誌を
売っているでしょうか?

そういった意味で日本には
たくさんの素晴らしいものがあります。

私たち日本人が日本人であることを
アドバンテージにできるビジネスは
香港に行くとたくさん見えてきます。

また、海外は考えているほど遠くはありません。

無料のスカイプはある、
スカイプビデオで顔を見ながら
コミュニケーションも取れる、
グループ会議までできる、
写真、ビデオデータも送れる、

YOUTUBEにアップしておけば、
社員やアルバイトが見れる、
日本中、世界中のお客さんが
見れる世の中になったのです。

そして、
日本が好き、日本のおもてなしが好き、
日本の文化が好き、日本企業で働きたい、
と言っていて

日本語、英語、広東語、北京語ができ、
読み・書き・IT技術・その他専門知識が
日本の東大クラスの大学生が数千人いるんです。

パナソニックは
採用の8割は外国人です。

現在の日本の大学生の就職難は
彼らが怠けているとしか
思えなくなってきますよね。

私たちも怠けていられないと思うと同時に、
日本人であることをアドバンテージにした
ビジネスの広がりを考えるとワクワクしませんか?

今こそ本当に行動するべきではないでしょうか?


次回も香港でスタートする
ビジネスの一部を公開していきます。


追伸:
今回も香港セミナーを少しだけ紹介します。

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