80％の法則って知ってますか?
かなり大切な話です。
もしかしたら人生で一番、大事な
マインドセットかも知れません。
....
世の中の人がウツになったり
腹が立ったり、ムシャクシャしたり
ヤケクソになったりする理由って
知ってますか?
これは『完璧主義』です。
つまりパーフェクトを求めるのです。
でも実は世の中に完璧って存在しません。
どんなに念入りに時間をかけて
たっぷり何かを行っても最終的に
100％にはなりません。
そもそも『完璧』は存在しない
概念なのです。
私たちは幼い頃から学校教育などで
点数で自分のプログレスを数字で
評価する習慣がついています。
物事を『数字で見る』マインドセットを
叩き込まれます。
そして数字で物事の善し悪しを評価し、
100％に近づいたら褒められる、
0％に近かったら怒られる、という
思考の訓練を施されます。
これは強烈な洗脳です。
そもそも数字や数学などは人間が
勝手に発明した単なる道具です。
ユークリッドやエドウィンアボット
を読んで思うのですが、数学は一つの
思想であり、自然を理解する為の道具の
一部だと思います。
人間が発明した数字を使って自然を
完璧に表現する事は不可能なのです。
そもそも完璧主義になってしまうのは
数字で物事を見る事が原因なのです。
その結果、『失敗』という概念も
覚えてしまいます。
100％に届かなかった際、それを
失敗と認識するクセがつくのです。
赤ちゃんを見てみて下さい。
一生懸命、はいはいを覚え始めます。
そして数ヶ月後には立ち上がって
歩く事を覚えます。
しかし、最初はうまくいきません。
ヨロヨロしたり転んだりします。
が、
彼らはそれを『失敗』とは
認識しないのです。
完璧に歩く事に失敗して、それを
延々と嘆いたり、自己嫌悪に陥ったり
投げやりになったり、歩く事を諦めたり
しないです。
歩き方を覚えるのを諦めた赤ちゃんが
いたら、ちょっと怖いです。
彼らの中には失敗も成功も存在しないのです。
自分がやろうとしている事を数字で評価も
しないのです。
100点満点を取らなければならぬ〜！
という概念さえも頭に無いのです。
しかし、大人になるにつれ点数制で
自分を評価する考え方を身につけます。
自分の行動を失敗と成功という概念で
カテゴリー分けする習慣を持ち始めます。
それが不幸の原因なのです。
数字は一つの道具、目安として一時的に
使用すれば役に立ちますが、必要以上に
囚われると全体像の流れが見えなくなる、
と私は感じます。
私の近所のおばちゃんで毎日血圧を
綿密に測っているいる人がいます。
そしてもし血圧が少しでも『正常値』を
超えていたら、ものすごい形相で
降圧剤を急いで飲み始めます。
そして、今は腎臓のクレアチンの数値を
気にするようになり、毎週のように
クレアチン数値を検査するように
なりました。
まるで取り憑かれたように四六時中
数値の事を考えています。
「おばあちゃん、いい天気だね。」
と道で話しかけると、
「今日は、数値がXXXだからね〜」
と言います。
そのおばあちゃんは『正常値』を『完璧』
と誤解してしまっているのです。
そしてその完璧を追い求めて維持する事に
執着し始め、この限られた人生の時間を
棒に振っているのです。
完璧主義は不幸の始まりです。
そもそも完璧なんか存在しない、と
考えれば全体像が見えてくるのです。
で、
今日は語学をマスターする方法を
教えます。
多くの人が語学をマスターできない
原因は1つです。
それは、
『マスター = 完璧』
と勘違いしているからです。
語学を覚えられない〜！と感じるのは
そもそもマスターの意味をはき違えて、
完璧を追い求めているからです。
完璧な語学を操る人って存在しますか？
日本語でも完璧に喋れたり、書いたり
できる人はいないと思います。
こういう私も文章はかなり適当です。
語彙も少ないですし、文法も我流です。
しかしこうやってあなたは私の文章を
読んで意味を理解しています。
外国語でも同じです。
あなた自身のマスターの定義付けを
すれば良いのです。
例えば、
『英語をマスターする』
＝
『英語で外人をナンパする』
とかでも良いのです。
あなた自身の我流の話し方でも
ボキャブラリーでも良いので、
目的を達成できるようになれば
それでOKなのです。
だいたい、可愛い子ちゃんをナンパ
するのに難しい単語や高度な文法なんか
必要ゼロですって。
自分の目的をクリアすればOK！
と考えるのです。
私は2009年に世界を放浪しました。
韓国や中国、マレーシア、モンゴル、
そしてアイスランドまで行きました。
ポケットに少しだけのお金を持って
孤独の旅です。
その旅の間、放浪に必要な英語は
完全にマスターしました。
それで満足なのです。
アメリカに行った際、韓国料理店で
英語でジョークを飛ばした事も
あります。
『俺のキムチはどこだ！』
と英語で言っただけなのですが、
店内は大爆笑で盛り上がりました。
そして人々に握手を求められました。
私は本当に嬉しかったです。
それでOKなのです。
今年はなんとオーストラリアで
英語でコメディー（漫才）をやろうと
試みています。
しかも白人の悪口を言いまくる
というコンセプトです。
かなりドキドキします。
が、やってみます。
色々と話が飛んでいますが
私があなたに伝えたい事は
たった1つです。
それは...
『完璧を求めずに人生を楽しんで！』
という事です。
しかめっ面で自分に厳しくしたり、
自分を攻めたり、ムシャクシャせずに
人生を笑い飛ばして生きて欲しいのです。
100%なんか存在しません。
80%でOKなのです。
なんでもほどほどが幸せです。
それ以上を求めるのは自分の首を
ぎゅーぎゅー締めるのと同じ行為です。
自分に優しくなったら他人にも優しく
なれると思います。
今年はダイナミックに80％で
生きてみて下さい。
きっとうまく行きますからね。
あばよ！
平秀信
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自然の法則を深く愛する田舎者が
年収1億5000万円を稼ぎ始めた
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http://www.hirahidenobu.com/NDF
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